脾臓損傷

お腹の左上、肋骨の内側に隠された「脾臓」という小さな臓器をご存知でしょうか?普段は意識されませんが、血液の品質管理や免疫の司令塔として、私たちの体を守る重要な役割を担っています。しかし、この脾臓は交通事故などの強い衝撃だけでなく、ごくまれに大腸内視鏡検査後の合併症として損傷し、大量出血から命に関わる危険性があることをご存じでしょうか。

脾臓損傷は、放置すれば重篤な結果を招く可能性がある一方で、早期の診断と適切な治療によって良好な回復が期待できる病態です。特に重度の損傷においては、予防的血管塞栓術が治療失敗リスクを約57%、死亡リスクを約37%、合併症リスクを約47%も低減できるという研究報告も出ています。本記事では、見過ごされがちな脾臓損傷の原因、具体的な症状、最新の診断方法、そして最適な治療法について詳しく解説します。大切なご自身の体を守るため、ぜひこの機会に正しい知識を深めましょう。

脾臓損傷の概要

お腹の左上、肋骨の内側にある「脾臓(ひぞう)」は、大人の握りこぶしほどの小さな臓器です。普段は意識することのない存在ですが、体にとって驚くほど重要な働きを担っています。

その主な役割は、まるで全身を巡る血液の品質管理センターのようです。古くなった赤血球を見つけては処理し、新しい赤血球がスムーズに働けるようにします。さらに、細菌やウイルスなどの病原体と戦う免疫細胞を生み出し、感染から体を守る「免疫の司令塔」としての役割も果たします。また、必要に応じて血液を貯蔵し、体に供給する「血液の貯蔵庫」でもあります。

この大切な脾臓に、外部からの強い力や、思わぬ理由で傷がついてしまう状態を「脾臓損傷(ひぞうそんしょう)」と呼びます。

脾臓損傷の原因:外傷だけではない意外なケース

脾臓損傷は、交通事故や転倒、スポーツ中の衝突など、お腹に強い衝撃が加わる「外傷」が原因で起こることがほとんどです。しかし、時に医療処置中の「予期せぬ合併症」として発生するケースもあります。

特に注目されているのが、大腸の病変を取り除くための「大腸内視鏡的粘膜切除術(EMR)」の後に、ごく稀に脾臓が損傷してしまう報告です。これは、大腸の奥にある「脾彎曲部(ひぞうわんきょくぶ)」というS字に大きく曲がった部分の近くで処置を行う際に、内視鏡の針の挿入角度や力加減、使用する針の長さによっては、隣接する脾臓に傷をつけてしまうリスクがあるためです。このような稀な合併症が起こり得ることから、内視鏡検査を受ける際には、一般的な出血や穿孔(せんこう)だけでなく、脾臓損傷のリスクについても事前に説明を受けることが重要とされています。

脾臓損傷の危険性:なぜ緊急を要するのか

脾臓は、豊富な血液が常に流れている「血管に富んだ臓器」です。そのため、一度損傷してしまうと、大量の出血が起こりやすく、急速に体の状態が悪化する危険性があります。場合によっては、出血多量により命に関わる重篤な状態に陥ることもあります。

このような深刻な事態を避けるためには、「もしや脾臓損傷では?」と少しでも疑われた場合に、迷わず速やかに医療機関を受診することが極めて重要です。特に、内視鏡手術後に腹痛が続くようなら、たとえ左肩の痛み(関連痛)がなくても、脾臓損傷を考慮し、早急にCTスキャンなどの精密検査を受ける必要があります。早期に診断し、適切な治療を開始することで、多くの患者さんは良好な回復が期待できます。

脾臓損傷の種類

脾臓へのダメージは、その原因や傷の深さ、広がり方によっていくつかのタイプに分けられます。最も多く見られるのは、交通事故や高い場所からの転落、スポーツ中の激しい接触など、お腹に強い衝撃が加わることで起こる「鈍的(どんてき)脾臓損傷」です。これは、外部からの強い力が直接的に脾臓に作用して起こるものです。

この鈍的脾臓損傷は、重症度に応じてグレード1から5までの段階で評価されます。このグレード分類は、医師が患者さん一人ひとりの状態を見極め、最も適切な治療法を選択するための重要な指針となるものです。数字が大きくなるほど、脾臓の損傷がより深刻で、緊急性の高い状態を示します。

特に注意が必要なのは、**グレード3から5とされる「高悪性度(こうあくせいど)脾臓損傷」**です。これらの損傷では、脾臓内部からの出血が止まらず、命に関わる危険性が著しく高まります。なぜなら、脾臓は常に豊富な血液が流れる臓器であり、一度深く損傷すると大量出血につながりやすいためです。

最新の研究では、このような高悪性度の鈍的脾臓損傷に対して、「予防的血管塞栓術(けっかんそくせんじゅつ)」という治療法が非常に有効であると報告されています。この治療は、出血している血管や、今後出血する可能性がある血管を、特別な器具を使って意図的に塞いで止血する処置です。

具体的には、予防的血管塞栓術を受けた患者さんは、従来の「経過観察のみ」と比べて、治療がうまくいかずに追加の処置が必要になるリスクを約57%低減できることが示されています。さらに、命に関わる死亡のリスクを約37%、感染症などの合併症のリスクも約47%それぞれ低減できることが示唆されています。

このことから、高悪性度の脾臓損傷では、早い段階で予防的血管塞栓術を行うことで、その後の深刻な事態を防ぎ、より安全に回復へ導ける可能性が高まると考えられます。ただし、この処置を行っても、必要な赤血球輸血量や入院期間自体には、大きな差はないことも指摘されています。

このように、脾臓損傷のタイプと重症度を正しく理解し、それぞれの患者さんに合った治療方針を速やかに決定することが、良好な回復につながる鍵となります。

脾臓損傷の原因

お腹の左上にある、やわらかい脾臓は、いくつかの原因で傷つくことがあります。その多くは、外からの強い力が加わることによるものですが、非常にまれながら、医療処置が原因となるケースも存在します。

1. お腹への「強い衝撃」によるもの

脾臓損傷のほとんどは、交通事故や高い場所からの転落、スポーツ中の激しい衝突など、お腹に強い衝撃が加わること(これを「鈍的腹部外傷(どんてきふくぶがいしょう)」と呼びます)で起こります。脾臓は、大人の握りこぶしほどの大きさで、肋骨の内側に位置していますが、その性質が「やわらかい臓器」であるため、外からの強い力には比較的弱いという特徴があります。

そのため、衝撃を受けると、脾臓自体が直接損傷したり、内部で出血を起こしたり、ひどい場合には破裂したりすることもあります。鈍的腹部外傷は、腹部の臓器の中でも脾臓が特に損傷を受けやすい部位の一つとして知られています。

2. まれな「医療処置」による損傷

非常にまれなケースではありますが、医療処置が原因で脾臓が損傷してしまう「医原性損傷(いげんせいそんしょう)」も報告されています。特に注目されているのは、大腸内視鏡でポリープなどを切除する「大腸内視鏡的粘膜切除術(EMR)」の後に、ごくまれに脾臓が傷つくという報告です。

なぜこのようなことが起こりうるのでしょうか。大腸には「脾彎曲部(ひわんきょくぶ)」という、S字に大きく曲がった部分があります。この脾彎曲部は、ちょうど脾臓のすぐ近くに位置しているため、この場所で内視鏡の手技を行う際には、特に注意が必要です。内視鏡の針を挿入する際の角度や力加減、あるいは使用する針の長さによっては、ごくわずかな刺激や物理的な接触で、隣接する脾臓に傷がついてしまうリスクがあるのです。

このような脾臓の損傷は、極めて稀ながらも命に関わる重篤な合併症となる可能性があります。そのため、大腸内視鏡検査を受ける際には、一般的な出血や穿孔(せんこう)だけでなく、こうした脾臓損傷のリスクについても事前に医療機関から説明を受けることが大切です。これを「インフォームド・コンセント」と呼び、患者さんが納得して検査や治療を受ける上で非常に重要とされています。

また、医療従事者は、EMRの手技中に適切な器具を選び、針の挿入角度や力加減を慎重に調整し、過度に長い針を使ったり、垂直に挿入したりすることを避けることで、脾臓損傷のリスクを最小限に抑えるよう努めています。もし内視鏡手術後に腹痛が続くようなら、たとえ左肩の痛み(脾臓損傷で起こることがある関連痛)がなくても、脾臓損傷の可能性も考え、速やかにCTスキャンなどの精密検査を受けることが、早期の診断と治療、そして良好な回復につながります。

脾臓損傷の症状

お腹の左上、肋骨の内側にひっそりと隠れている脾臓にダメージが加わると、体はさまざまな方法でSOSを発します。これらのサインを見逃さず、その意味を理解することが、適切なタイミングで医療を受ける上で極めて重要です。ここでは、脾臓損傷が疑われる具体的な症状と、それがなぜ起きるのかを詳しく解説します。

  • 左上腹部の痛み:
    脾臓は体の左上部に位置しているため、損傷が起きるとこの部分に直接的な痛みを感じやすくなります。痛み方は人それぞれで、鈍い違和感程度のものから、急激な激痛まで多岐にわたります。特に、深く息を吸い込んだり、体を動かしたりした際に痛みが強まることもあります。これは、損傷した脾臓が周囲の組織や腹膜を刺激するためです。
  • 左肩の痛み(関連痛):
    「なぜお腹の臓器のトラブルが肩に響くの?」と思われるかもしれません。これは「放散痛(ほうさんつう)」や「関連痛(かんれんつう)」と呼ばれる現象です。脾臓からの出血が横隔膜(おうかくまく)という、呼吸に使われる大きな筋肉を刺激すると、その刺激が神経を通じて、同じ脊髄の高さにある左肩の神経に伝わります。脳がその情報を「肩の痛み」として認識してしまうため、実際には脾臓が原因でも左肩に痛みを感じるのです。これは特に脾臓損傷の際に見られる「キーア徴候」として知られています。
  • 出血が原因で起こる全身症状:
    脾臓は、常に豊富な血液が流れている「血管に富んだ臓器」です。そのため、一度損傷すると、体内で急速に大量の出血が起こりやすく、全身に影響が及びます。出血が大量に続くと、体は血液不足の状態となり、次のような危険なサインを発します。
  • 血圧の低下と脈拍の増加: 体は失われた血液を補おうと心臓が懸命に働き、脈拍が速くなりますが、血液の絶対量が減るため血圧は低下します。
  • 顔面蒼白(がんめんそうはく)や冷や汗: 血液が不足すると、皮膚の血管が収縮し、顔色は青白くなり、冷たい汗をかくことがあります。
  • 意識の混濁(こんだく)やめまい: 脳への血液供給が不足すると、頭がぼーっとしたり、めまいを感じたり、重症化すると意識を失うこともあります。
  • お腹の張りや触れると痛む感覚(圧痛):
    お腹の中で出血が起こると、血液が腹腔内(ふくこうない)というお腹の空間に溜まり、お腹全体が張ったように感じたり、軽く触れただけでも強い痛みを感じたりすることがあります。これは、腹腔内の血液が周囲の組織を刺激することで起こります。

特に注意すべき状況:
交通事故や高い場所からの転落、スポーツ中の激しい衝突など、お腹に強い衝撃を受けた後に、上記のような症状が一つでも現れた場合は、決して自己判断せず、迷わず速やかに医療機関を受診してください。

また、大腸内視鏡でポリープなどを切除する「大腸内視鏡的粘膜切除術(EMR)」を受けた後に、持続的な腹痛がある場合も、特別な注意が必要です。たとえ左肩の痛みがなかったとしても、EMR後の脾臓損傷は稀ながらも命に関わる重篤な合併症となる可能性があります。 そのため、術後の腹痛が続く場合は、脾臓損傷の可能性も考慮し、早急に医療機関で診察を受けることが重要です。迅速なCTスキャンなどの精密検査を実施することが、早期発見と良好な回復へつながる鍵となります。

脾臓損傷の検査・診断

脾臓損傷の疑いがある場合、私たちはまず、患者さんの状態を細やかに把握することから始めます。

1. まずは「お話」と「診察」から

最初に、事故や怪我の状況、お腹の痛み方やその場所、吐き気やめまいなどの全身症状について、詳しくお話を伺います。これを「問診」と呼びます。特に、お腹に強い衝撃が加わったタイミングや、その後の症状の変化は、診断の手がかりになります。

次に、お腹を軽く押したり、聴診器で音を聞いたりして、痛みの場所や臓器の状態を直接確認します。これは「身体診察」と呼ばれる大切なステップです。外から見ただけでは分からない、体の内側で何が起こっているのかを探る第一歩となります。

2. 見えない損傷を「見える化」する画像検査

お話や診察だけでは、体の奥深くにある脾臓の損傷具合や、出血の有無・量までは正確にわかりません。そこで、見えない脾臓の損傷を「見える化」するために、さまざまな画像検査が必要になります。

① 超音波検査

まず行われることが多いのが、超音波(エコー)検査です。この検査は、体の表面にプローブ(探触子)を当てて超音波を送り、臓器から跳ね返ってくる波を画像にするものです。

  • メリット:
  • 痛みがない
  • 放射線を使わないため、繰り返し行える
  • お子さんや妊婦さんにも安心して受けられる
  • ベッドサイドで迅速に実施できる

体内の出血や液体の貯留、脾臓の損傷がないかを素早く確認できるため、緊急時にも非常に役立ちます。

② CT検査

より精密な情報を得るためには、CT(コンピュータ断層撮影)検査が不可欠です。CT検査は、X線を使い体の輪切り画像を撮影することで、脾臓の損傷の場所、深さ、大きさ、そして周辺臓器への影響や出血の広がり方を詳細に把握できます。まさに、脾臓損傷の診断における「ゴールドスタンダード(最も確実な診断法)」と言えるでしょう。

特に、血管の状態をより鮮明に映し出すために、造影剤を使った造影CT検査が行われることが一般的です。

  • 課題と代替法:小児における放射線被ばく
    大人にとっては非常に有効なCT検査ですが、成長期のお子さんの場合、X線による放射線被ばくの影響が心配されることがあります。このため、小児の腹部外傷の診断では、放射線の影響を避けるための代替となる検査が求められています。

③ 造影超音波検査(CEUS)

そこで近年、注目されているのが「造影超音波検査(CEUS)」です。これは、特殊な造影剤を超音波検査と併用することで、脾臓などの臓器内部の血流をリアルタイムで詳細に観察できる新しい検査法です。

特に小児の鈍的腹部外傷(お腹への強い衝撃による怪我)で脾臓や肝臓といった「実質臓器(内部が充実している臓器)」が損傷しているかどうかを診断する上で、CEUSは非常に有望な選択肢として期待されています。なぜなら、造影CT検査に匹敵する高い診断精度を持ちながら、放射線被ばくのリスクを完全に避けられるため、お子さんにも安心して受けていただけるからです。

実際の研究では、CEUSは小児の実質臓器損傷の検出において、88.5%の高い感度と98.5%の特異度を示すことが報告されています。さらに、脾臓損傷の検出に関しては、肝臓損傷よりも高い感度を持つことが明らかになっています。これは、CEUSが脾臓の損傷を非常に正確に見つけ出す能力に優れていることを意味します。

ただし、このCEUSも、まだ新しい検査法であり、現時点では限られた数の研究とサンプルサイズに基づいたエビデンスです。そのため、今後のさらなる大規模な研究による検証が引き続き必要とされています。

3. 総合的な判断で、正確な診断へ

これらの様々な検査結果は、ただの数値や画像データではありません。医師は、患者さんから伺ったお話、診察で得られた身体所見、そして画像検査で判明した脾臓の損傷度合いや出血の状況などを、多角的に検討します。そうして、患者さん一人ひとりの状態を総合的に判断し、最も正確な診断へと結びつけていきます。

この診断が、その後の適切な治療方針を決定する上で、非常に重要な鍵となります。

脾臓損傷の治療

脾臓が傷ついたときの治療は、損傷の深刻さや出血の状況によって様々です。しかし、大切な免疫機能を担う脾臓は、できる限り残すことを目指します。治療法は大きく分けて、安静にして様子を見る方法、血管の中から出血を止める方法、そして手術で脾臓を修復したり、やむを得ず摘出したりする方法があります。

具体的には、次のような治療法が検討されます。

  • 保存的治療:安静にして経過を見る
    損傷が比較的軽く、出血が少量で安定している場合、まずは体を安静にして自然な回復を促します。定期的に検査を行い、出血が止まっているか、症状が悪化していないかを確認しながら慎重に経過を見守ります。
  • 動脈塞栓術(どうみゃくそくせんじゅつ):血管の中から出血を止める
    この治療は、足の付け根などから細い管(カテーテル)を血管に通し、出血している脾臓の血管まで誘導します。そして、そこで出血を止めるための薬剤や物質を注入し、血管を塞いで出血を止める方法です。体への負担が比較的少なく、脾臓を温存できる可能性が高いのが特徴です。
  • 手術:脾臓の修復または摘出
    大量に出血が止まらない場合や、脾臓の損傷が非常に重く、命に関わる危険がある場合は、手術が必要になります。可能であれば、損傷した部分を修復して脾臓を残すことを目指しますが、出血がコントロールできない場合や、脾臓全体のダメージが大きい場合は、やむを得ず脾臓をすべて摘出することもあります。

重度の脾臓損傷では「予防的血管塞栓術」が検討される理由

特に、脾臓の損傷が重い状態(グレード3~5と分類される高悪性度損傷)の場合、治療の選択は非常に重要です。なぜなら、脾臓は血液が豊富に流れる臓器なので、深く損傷すると大量出血につながりやすく、命に関わる危険性が著しく高まるからです。

脾臓の摘出手術は命を救うために必要な場合がありますが、その後の免疫機能の低下など、体に負担がかかる可能性も考慮しなければなりません。そのため、できる限り脾臓を温存し、かつ安全に回復へ導くための最適な治療戦略が求められていました。

このような背景から、近年注目されているのが**「予防的血管塞栓術(けっかんそくせんじゅつ)」**です。
ある研究では、高悪性度(グレード3~5)の鈍的脾臓損傷(外部からの強い衝撃による損傷)に対し、この予防的血管塞栓術を行うことは、ただ安静にして経過を観察するだけの場合と比べて、次のようなメリットが示されています。

  • 治療がうまくいかなくなるリスクを約57%減らす
    (例えば、追加の治療が必要になったり、手術に移行したりする可能性が低くなります)
  • 患者さんの死亡率を約37%減らす
  • 感染症などの合併症のリスクも約47%減らす

この研究では、予防的血管塞栓術が、管理の失敗、死亡、合併症を減らすことにつながるため、重度の脾臓損傷の治療法として推奨されるべきだ、と結論づけています。ただし、この治療を行ったからといって、輸血が必要な血液の量や入院期間自体には、大きな差はみられませんでした。

あなたに最適な治療法を見つけるために

最終的な治療方針は、患者さん一人ひとりの脾臓の損傷具合、全身の状態、持病などを総合的に判断し、医師が最も安全で効果的な方法を提案します。

ご自身の治療について、もし疑問や不安なことがあれば、どんな小さなことでも遠慮なく医師に質問してください。納得して治療を進めることが、回復への大切な一歩となります。